代表小山田のこれまでとこれから

経歴

1986年1月13日生まれ

宮崎市清武町育ち

2007年

理学療法士免許取得

2007年~2022年

病院、老健、訪問リハビリ
(PT歴15年)

2022年10月11日

株式会社すいか設立
KINMAQFCオーナーとなる

2023年2月

KINMAQ整体院 
宮崎神宮院 オープン

2023年12月

KINMAQ整体院 
宮崎霧島院 オープン

2024年7月

KINMAQ整体院 
鹿児島姶良院 オープン

掲載実績

今、勢いのある若手起業家という条件で、宮崎県代表で選ばれ、Anchor経営雑誌に掲載されました。

インタビュー画像
Anchorインタビュー記事

理学療法士免許と表彰状

筋膜リリース修了証

筋膜マニピュレーション修了証

JCC認定キャリアコーチ合格証

書籍出版

「悩むリーダーから感謝されるリーダーへ」
2/23〜kindleにて発売

部下への想いとは裏腹に、思うように行動してくれない。
指導やコミュニケーションに不安を感じている。
そんなあなたに最適な一冊です。
〜〜〜〜〜〜〜

1人では限界がある。でも、仲間がいれば——
私は 「チームの力」 を最大化することで、想像を超える成果を出すことができました。

あなたの「理想の未来」を手に入れるために
どうすれば主体性を持った部下を育て、強いチームを作ることができるのでしょうか?

この本を通じて、あなたの中に新しい気づきが生まれ、
リーダーとしての在り方が変わるきっかけになるはずです。
そして、5年後、10年後——
あなたが理想の未来を手に入れるための第一歩を踏み出せたなら、これ以上の喜びはありません。

『悩むリーダーから感謝されるリーダーへ』はじめに より抜粋

あるきっかけで、理学療法士の道に

私は宮崎県宮崎市の清武町というところで長男として生まれ育ちました。子どもの頃からわんぱくで、人前で話すのが好きな性格でした。進学した高校ではとにかくハンドボールに情熱を注いでおり、「何があっても頑張れる」と思えるのは、あの頃の経験があったからだと思います。

僕が現在の職業を目指すきっかけになったのは、たまたまテレビで見ていたドキュメンタリー。骨肉腫で再び歩くのは困難と言われていた野球部の高校生を、練習に復帰させた理学療法士の姿を見て、「これこそが自分のなりたい仕事だ」と直感したのです。

就職し、初めての挫折を経験

理学療法士の国家試験合格後は、長年過ごした宮崎県を離れ、鹿児島県の病院に入社しました。実力や知識量の不足を強く感じ、上司からは「一生活躍できる人間にはなれない」とまで言われ、自尊心はボロボロでした。

それでも負けじと、週末の勉強会に参加するなどして5年間みっちり修行し、自分に自信が持て、宮崎に戻ることとなりました。

開業への決意のきっかけとなった
「3つの負」

宮崎に戻って働きながらも、鹿児島時代に学んでいた筋膜マニピュレーションへの理解をさらに深めていくなかで、徐々に「宮崎で開院したい」という気持ちが強くなっていきました。宮崎で筋膜マニピュレーションをできる医院はまだ限られていて、私が開業すればきっと繁盛するのではないかと考えたのです。
開業を決意したのは、それだけではありません。私自身が理学療法士として働く間、ずっと感じていた「3つの負」という業界のマイナス面にメスを入れたいと思っていました。

3つ目の負の1つ目は「理学療法士の処遇」です。理学療法士は国家資格を取得し、お客様を笑顔にする仕事であるにも関わらず、給与は医師や看護師よりもずっと低く、宮崎では年収300万円未満の人もざらです。この給与で多くの家族を養ったり、実のある研修会に参加できたりするわけがない。その現状を変えたいと思いました。

2つ目が、どこで施術を受けても改善されない「疼痛難民」の存在です。これは理学療法士の処遇と密接な関係にあって、研修会に参加できず、技術力が低いままの理学療法士ばかりでは、当然疼痛難民の数も増えます。根本改善を図るためには、やはり理学療法士のレベルの底上げが必要となるのです。

最後の3つ目は、「社会性・収益性」です。このふたつのバランスを取れるように、スタッフが安心して働ける「収益性」を大切にし、疼痛難民と呼ばれる方などに貢献できる「社会性」とのバランスが取れた企業をつくりたいと思い、会社の立ち上げを決意しました。

人生のターニングポイント

会社設立への意思を固めたものの、私一人の力では開業資金や店舗の準備、集客、従業員教育のすべてにとても手が回りません。悩みに悩んでいた2021年、たまたまFacebookを通じて筋膜メディカル整体院の高見さんと出会い、お話を伺ってみることにしました。そこで経営のシミュレーションもしていただき、集客の悩みも解決されると知り、KINMAQへの加盟を決意したのです。長年勤めた訪問リハビリの仕事から離れ、自分だからこそできる仕事をしたいという想いもあったことも要因のひとつです。

それから2023年2月7日、自分は宮崎神宮院のオーナー兼院長に就任しました。開業初月からわずか20日間の営業で、日本一の純売上を達成。翌月にはさらに上回る数字となりました。人員も増え、すぐに経営が軌道に乗ったことで、2023年12月には2店舗目となる宮崎霧島院を、2024年7月には鹿児島始良院をオープンし、現在は3店舗を運営しています。

経営が上手くいく理由の1つとして考えているのは、『スタッフの教育』。スタッフに対して、売上はもちろん大切ですが、それ以上にお客様が喜んでくれるという考え方を、何よりも大切にしてほしいと伝えています。「目の前のお客様を助けてあげたい」「問題解決のお手伝いをしたい」という想いこそが、お客様の心を動かし、誰かの何かを解決したいという気持ちがあってこそ、初めて知識や技術が生きてくるものだと思います。

株式会社すいか設立への想い

社名である「すいか」は、私自身が大切にしたいと思う、5つの生き方(Supreme・Smile、Universal、Integrity、Knowledge、Affection)の頭文字をつなぎ合わせた言葉です。私はこれらを実践できているときに、すごく生きていることや自己肯定感の高まりを感じられる。いわば人生の道しるべです。

野菜のすいかと捉えられることも多いですが覚えやすいし、「すい」という言葉には「人を引き寄せる」という意味もあり、良い社名だと思っています。
この社名に則って、世界レベルで通用する知識と能力を身につけて、誠実に愛情を持って社会に貢献していきたいですね。そして、社員やその家族、そしてお客様の笑顔をたくさん生み出せる、すいかのように丸くて温かみのある会社を目指していきます。

 

人生を楽しむためのエール

これからの人生についてや、他人と比べて自分はどうなのか、不安になることも多いと思います。そんな皆さんに僕からのメッセージです。

今を全力で楽しんでください

人生は思っているよりも短く、時に一瞬で過ぎ去ってしまいます。理学療法士として多くの患者さんと接してきた中で、「もっとチャレンジすればよかった」「間違えた選択肢をしてしまった」など、人生においての後悔の声を多く耳にしました。未来のあなたがそのような後悔をしないためにも、周りの大切な人に、100%の「愛」と「感謝」をぜひ伝えてほしいです。

また人生は、誰と一緒に過ごすかで大きく変わります。家族や友人、仲間たちは、あなたが苦しい時に支えてくれる存在であり、楽しい時にはその喜びを共有してくれる貴重な人々です。成功や達成感はもちろん大切ですが、それを分かち合える仲間がいなければ、その喜びは半減してしまいます。一人よりも仲間が多い方が、あなたの人生をより豊かに、そして支えとなるでしょう。

成功に努力は必要不可欠

人生に解決策はありません。何度失敗しても、その過程があなたを成長させ、前に進み続けることで、自らが選んだ選択肢が、いつか正解になっていきます。成功は急にはやって来てくれず、地道な努力を重ねることで、次第に大きな成果が生まれてきます。どうか失敗を失敗のまま、終わらせないでほしいです。

さらに、自分のしあわせは自分で決めることができるのです。他人の評価や社会の期待に左右されるのではなく、自分自身が本当に大切だと思うものを見つけ、そこに全力を注いでください。焦らず、一歩ずつ自分のペースで進んでいけばいい。たとえ結果がすぐに見えなくても、努力の先には必ず実りがあります。そして、その過程で得られる経験こそが、あなたを本当に強くし、豊かな人生へと導いてくれます。自分を信じて、歩みを止めないこと。それこそが、最も大切なことなのです。

最後に

これから先、生き残っていくためには、ただ与えられた仕事をこなすだけでは不十分です。一人ひとりが主体性を持ち、自らの役割や使命を深く理解し、積極的に行動することが求められます。今の時代、技術やスキルがどれだけ優れていても、それを活かす心構えがなければ、競争の中で埋もれてしまう可能性があります。私たちは、全員が100%の気持ちで向き合い、自分たちの提供する技術やサービスに対して誇りを持たなければなりません。

そのためには、自分自身の成長に常に意識を向け、新しい知識やスキルを積極的に学び続けることが大切です。変化の激しい世の中にあって、現状に満足するのではなく、常に進化を続けることが求められています。また、チームとしての一体感も欠かせません。一人の力では成し遂げられない大きな目標も、仲間との協力や信頼関係があれば、より高い次元で実現できるのです。

私たちが目指すのは、ただ技術を提供するだけではなく、その技術を通してお客様に喜びや感動を届けることです。それができた時にこそ、私たち自身も本当の意味での満足感や喜びを感じることができるでしょう。その瞬間を、仲間として一緒に共有し、互いに成長し続けられる関係を築けることを、私はとても楽しみにしています。これからも、皆さんと共に新しい挑戦に向かって歩んでいけることを願っています。

代表取締役 小山田 登洋